ジョンのアルバム「イマジン」から。
世界で大きな悲劇が起きるたび、この歌が歌い継がれてきました。アフガニスタン戦争の際は、戦意を喪失するからと米国では一時放送禁止になったと聞きます。当時はFBIによって危険人物のリストにも挙げられていたそうですが、ジョンはただ、争いの元になるものすべて（国家、宗教の違い、貧富の差など）のない世界を想像することで、素直に平和を希求したかっただけだと、ぼくは思います。12/8（ジョンの命日）には世界中で何千万、何億の人々がこの歌を聞き、歌うでしょう。今年はコロナ禍で、みんなで一緒に歌うことは難しいけれど、ぼくもその中のひとりに加わりたいと思ってカバーしました。「IMAGINE」はジョンがヨーコのコンセプトに触発されて作ったので、最近この曲のクレジットにヨーコの名前が加わったそうです。